偏財・正財の解釈|男性から見た女性とのご縁は財が味方か敵かで決まる

基礎編

今日から新シリーズとして、通変星の本当の意味、解釈についてお話をしていきます。第1回は偏財と正財を、男性から見た女性とのご縁という視点から読み解きます。

四柱推命の新常識 彼の本当の恋愛観を見抜いてる?
教授
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偏財があると浮気性、と心配されている方にこそ読んでいただきたいお話です。


通変星とは|五行の役割を名前で特定するもの

通変星というのは、日干が決まったら、それぞれの五行を通変星と呼ばれる呼び方に分類するというもので、四柱推命では一般的に使われています。例えば日干が木だとしたら、火の丙と丁は食傷、土の戊と己は偏財と正財、金の庚と辛は偏官と正官、そして水の壬と癸は印綬と偏印というように分類されます。

五行で役割を決めるのではなく、通変星の名称によって、その五行の役割を特定しようという目的で作られたのが、通変星と呼ばれるものです。五行は陰陽に分かれますから、当然、通変星も陰陽の2種類があるわけなんですね。今日はその中から、偏財と正財についてお話をしていきたいと思います。

通変星は、日干から見た五行の役割を名前で表したもの。五行が陰陽に分かれるので、偏財と正財のように2種類ずつあります。

教授
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今日はその中から、偏財と正財のお話です。


偏財と正財|財は財、偏も正もない

正財は真面目な妻?偏財は愛人・遊び人?

私が学んだ理論以外の四柱推命では、偏財と正財を別のものとして解説されることが多いと思います。私もその意見には、ある程度は賛成です。ですが根本的な意味において、財というものは同じなんですね。偏も正もないです。

一般的には、正財なら先祖から受け継いだ財、コツコツと努めて得る財。偏財は流通の財、商売をして得る財、その他、臨時収入のようなことを言われることが多いと思います。

また、男性から見れば、財は直接、異性である女性を指しますから、正財は正妻、籍が入った奥さん、偏財は愛人さん、というような分け方をすることもあります。

その解釈、実は間違いです 偏財も正財も区別はありません

でも、私はそういう分け方はしないです。財は財なんですね。異性、女性であるということには変わりないです。お金と女性を両方ごちゃ混ぜにして解説するとわかりにくくなるので、今日は異性、女性ということにお話を絞っていきます。

日干が何であれ、財というものは異性ですから、奥さんであり、愛人さんでもあり、結婚前だったら恋愛対象ということになります。

男性にとって財は異性である女性。偏財だから愛人、正財だから妻、という分け方はしません。

教授
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お金と女性を混ぜて考えると、かえってわかりにくくなりますね。


なぜ偏と正に分けられるのか|干合の理論が上書きされている

財星は女性とのご縁 ただ出会いのチャンスを表すだけ

では、なぜ偏と正に区別がないのか。正財がなければ正妻がいないとか、偏財が多ければ遊び人だとか、彼女がいっぱいいる、というように取る人もいます。ですが基本的には、財は女性と出会うご縁の数を表しているだけなんですね。それが愛人さんなのか、正妻なのかは、全く無関係です。

なぜ偏と正で強く分けるような話になるかといえば、正財というのは、日干が陽干である場合は、干合することになるわけなんですね。偏財と正財の理論に、干合という別の理論の作用が上書きされて、正財についてあれこれと、いろいろな解釈が生まれてきているわけなんです。

ですが、それは別に考える必要があります。まず財と日干の関係をしっかり整理した上で、干合の理論をかぶせていくということなんですね。混ぜてはいけないんです。別々の角度の理論を合わせて、複合的に解釈するというだけです。

ですから財については、女性との出会いのご縁を指しているだけで、偏も正も何ら変わりはないです。

財は女性と出会うご縁の数を表すだけ。干合は別の理論として、後からかぶせて考える。

干合の作用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
干合の作用と判断法|人生の転機を読み解く四柱推命の深い智慧

教授
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理論を一つずつ分けて考えることが、正しい判断への近道です。


財星がない男性|あった方がいいか、ない方がいいか

中には、命式中に財星が一個もない男性もいます。ですが、そういう方たちが結婚していないかといえば、そんなことはないですね。ちゃんと結婚されて、平和な家庭を築かれて、社会的にはバリバリお仕事をされて稼いでいる。サラリーマンの方もいれば、お商売をされている人もいます。

では、財星が命式中にあった方がいいのか、ない方がいいのかと言われれば、ない方がいいタイプの命式もあるし、あった方がいいタイプの命式もあります。

見るべきは星の種類ではなく 彼にとってその星が味方か敵か

なぜかといえば、その財星が日干の味方、いわゆる用神の仲間なのか、それとも悪神の仲間なのかによって、判断が分かれるわけなんですね。

財星の有無で結婚が決まるわけではありません。財が用神の仲間か、悪神の仲間かで判断が分かれます。

日干の敵となる星については、こちらの記事で解説しています。
四柱推命の悪神・忌神・禁忌の星論|日干の敵の3段階を読み解く

教授
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財星がないから結婚できない、ということはありませんので安心してくださいね。


判断の順番|まず財が日干の敵か味方かを見る

メリット1 彼の本質を知れば無駄な不安が消える

通変星に何か特定の意味を持たせるという判断は、私が学んだ理論ではしないことになっています。まず、その通変星、今回は財ですね。財が日干の敵か味方かを判断して、その財の行方、日干との関わり合い方を判断していくことになります。ですから、干合をする、しないという以前の話なんですね。

星が味方なら彼は理想の女性を引き寄せる

その財が日干の味方、用神の仲間であれば、その財は日干にとって良い働きをする財ということになります。当然、そういう働きをする財が命式中にあれば、自分のために尽くしてくれて、自分も心から大切にできる女性と出会う機会が多いということです。

必ず選べるかと言われたら、それは大運との兼ね合いがありますから、必ず、絶対とは言いません。ただし、かなり確率は高いと思います。

財が用神の仲間なら、心から大切にできる女性と出会う機会が多い。ただし大運との兼ね合いもあります。

用神の考え方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
運勢の真実と用神の活かし方|悪神を抑え、大運を味方につける人生戦略

教授
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通変星の名前より先に、その星が味方か敵かを見ることが大切です。


どんな女性と出会うか|望む姿の女性とのご縁

大運もいい時期で、原命式にある財もいい働きをしていれば、良妻賢母という言い方が時代に合うのかわからないですが、自分が望む姿をした女性と出会うということですね。

彼の望む理想のカタチが現実になる 良妻賢母タイプか事業のパートナーか

内助の功を尽くしてくれて、家庭にあって家を守り、子育てを頑張ってくれる人がいいと希望すれば、そういうタイプの女性との出会いを用意してくれます。

いや、そうじゃない、キャリアウーマンとして自分の良き相談相手になり、事業を共にバリバリと経営していってくれる、そういうタイプの女性が希望なんです、と言えば、本当に自分を上回るような経営的才能を持った女性との出会いを用意してくれます。

メリット2 彼の本当の理想を知り唯一無二のパートナーになれる

何を希望するかは、その人次第ですよね。その人がサラリーマンなら、良妻賢母型の方が仕事がやりやすいかもわからないです。商売をしていて、事業を大きく伸ばしたいという野心を持っているタイプの男性なら、家庭よりもまず事業を大きくして安定させることに重心を置くかもわからないです。

お商売をされている方でも、家庭にも大きなウエートを置きたいと希望される方なら、商売の成長スピードはその分のんびりとスローダウンさせることが多いかもわからないですが、家庭と事業をお互いに協力しながら両立させる、そういう奥様との出会いの場を用意してくれます。

このように財星というものは、その方にとって財が用神か悪神かということでは分類されますが、偏財か正財かということで分類されることはないです。偏財も正財も一緒です。ご先祖様から受け継いだ財、お商売で稼いだ財、思わぬ臨時収入というような分類もしないですね。便宜上、そういうふうに陰陽を分けるために説明がされているだけで、そのような分け方は、かえって判断を間違う原因になると私は考えています。

財が良い働きをすれば、家庭を守る人も、事業を共にする人も、その人の希望に合った女性とのご縁が用意されます。

教授
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どんな女性を望むかで、出会いの形も変わってくるのですね。


まとめ|偏財・正財で浮気性とは決まらない

今日のまとめ 偏財正財で浮気性とは決まらない 大事なのは星が味方かどうか

偏財だから何々、正財だから何々という固定的な分類は、私が学んだ流派ではしません。偏財も正財もいろいろな意味がありますが、今日は女性、伴侶という視点から解説をさせていただきました。偏財も正財も、正妻であり、彼女でもあります。女性とのご縁が多い、少ないということを判断するときに、指針の一つになり得るというだけのことです。

その財が日干に対して用神なのか悪神なのか、どちらに分類されるのかということが、非常に重要であり、かつ根本的な判断基準です。そこの判断をせずに、正財は何々である、偏財は何々であるというような判断は、私が学んだ流派ではしません。

ただ、そういう判断をする考え方もあるということは知っています。私はその考え方の根本となる理論を知らないので、それが正しいか間違っているかは判断できません。ただ、私の考え方とは違うということはわかります。

このように四柱推命の世界にはさまざまな考え方がありますから、四柱推命を極めたいと思う方は、流派ごとにどういった判断法、理論を持っているかに違いがあるということを知った上で、学びを深めていってほしいと思います。

  • 偏財も正財も、男性にとっては女性とのご縁
  • 偏財=愛人、正財=妻という分け方はしない
  • 大事なのは、財が日干の用神の仲間か、悪神の仲間か
  • 干合は別の理論として、後から重ねて考える

お金の面から見た偏財については、こちらの記事で解説しています。
金運を操るか振り回されるか?諸刃の剣・偏財と上手に付き合うための【絶対条件】

正財については、こちらの記事もどうぞ。
【正財は幸運の星?】四柱推命の専門家が解き明かす意外な本質とは

教授
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通変星の解釈シリーズ、次回もお楽しみに。

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