
先日YouTubeで対談をされていた四柱推命に関する情報を発信しているお二人の命式を、私が学んだ理論に基づいて読み解いてみたいと思います。
お一人目は、自然派四柱推命を提唱され積極的に情報発信をしながら鑑定士の指導にも力を入れている浅野太志さん。
お二人目はYouTubeをはじめSNSで情報発信をされている、「四柱推命を攻略する」というキャッチコピーをお持ちのスガタさん。
お二人がYouTubeで命式を公開されていたので解釈してみるのも面白いと思い、動画にすることにしました。
- 浅野太志さんの命式|1971年4月17日午前4時38分生まれ
- 浅野さんのケース:「仲間を大切にする」・ただし違う個性で出るときもある
- 試行錯誤を越え、自分を貫く|行動と結果が噛み合わない時期を乗り越え、信じた道に打ち込む
- スガタさんの命式|1996年5月16日午前10時30分生まれ
- スガタさんのケース:「子の通根がポイント」
- 誘惑に勝ち、計画を磨き上げる|現実離れしそうな誘惑をはねのけ、プランをブラッシュアップすることが飛躍の鍵
- 同じ命式でも、人生は最大8通り!|持って生まれた星が同じでも、選ぶ道によって全く違う人生になる
- 運命を決めるのは、あなたの「選択」!|ひとつの事に打ち込み、右か左かを選ぶ決断が、星の枠を超える力を生む
- 最高の人生を自分で選び取る|四柱推命で選択肢を選別する
- 鑑定のご案内:あなたの真の運勢を解き明かしてみませんか?
浅野太志さんの命式|1971年4月17日午前4時38分生まれ

辰月の壬さん、身旺身弱の判断をしないと鑑定に入れない命式に見えます。辰月は身旺も居れば身中、身弱の方も出現することがあり判断に迷いやすい月です。
現在は丙戌運に入ったところですが大運干支の巡りも特徴的で判断に難しと思います。
浅野さんのケース:「仲間を大切にする」・ただし違う個性で出るときもある

この命式を見て最初に目につくのは「三比の命」です。天干に壬・壬・壬が月・日・時と3つ並んでいます。
こういう命式の特徴をお話しするとすれば非常に友達を大事にする、人間関係を大事にするということです。
試行錯誤を越え、自分を貫く|行動と結果が噛み合わない時期を乗り越え、信じた道に打ち込む

この命式の最大の特徴は、身旺であり続けることが課題の命式ということです。
天干に壬が三つ並ぶとどうしても身弱とは言えず、かといって地支を見れば、亥・申は日干の味方ですが辰が味方とは限らない、月令からの応援を受けているとは言い難い命式ですから身旺であり続ける、つまり自分が信じた道を歩み続けるということが、常に課題としてあったのではないかと思います。
特に2庚寅運迄は、本来身旺であれば木の星(食傷)は良い働きをするわけですが、天干に庚が付いてただでさえ身旺の原命式にさらに身旺となる星が命式・大運の天干に来ています。これは大運干支の配合が悪いということですね。
天干と地支の役割がある意味正反対の大運干支の組み合わせですから、若い頃から目標を持って頑張ろう、野心を持って有名になろう、成功しよう、お金も稼ごうと男性が持つ名誉や希望、野心はこの中に含まれると思いますが、どの野心を持ったとしても、行動と結果がチグハグになりやすいという運勢です。
ですからいろいろなことに挑戦して試行錯誤をされたのかな、そしてそういう悩み、地支派干になるということから悩みを持たれて占いに興味を持たれたのかなとも思います。
その後の己丑・戊子運も決して順風満帆とは言い難いです。天干の己・戊、特に己は混土濁壬と呼ばれ、壬の日干にとって禁忌の星です。地支の丑は土の性質も持ちますが、北方合をしますから水も強くなります。目標を見失うような出来事が起きやすい運気を持ち込んできます。
そして戊子運に入れば、戊は己と違って水を濁す力は小さいですが堰き止める作用は大きいです。ですが子・辰・申の三合水局を形成しますから大身旺になります。これほどの大身旺になれば堰を乗り越えて溢れ出すと思います。この時期は成功するか失敗するかの分水嶺だったということですね、水が奔流となって何もかも押し流す可能性もありました。自分の希望が通る可能性もあった、二者択一の運勢だったのかなと思います。
ですが現在のお姿を見れば、非常に野心的でもありましたが努力家でもあったわけですから、成功を収められたのかなと思います。
そして次の丁亥運も、天干地支に火と水が組み合わさってきますよね。これは心が焦るということです、何かもっと達成できるはずだ、もっとやれるはずだ、もっと何かいい方法があるんじゃないかという葛藤が自分の心の中に生まれるわけです。ですから忙しく動き回るというようなことが起きるのではないかなと思います。ただ、当時軌道に乗っておられたのなら、焦り過ぎなければ特に大きな支障はないかと思いますが、かなり心の中で試行錯誤を繰り返す運勢の方だなと思いながら拝見しております。
そして現在は丙戌運中です、地支の戌は土なのか、火なのか寅・午・戌の三合火局を半会もしますし、申・戌の西方合半会もします。まあ普通に見たら何かと忙しく動き回る時期、ずっと忙しく動き回っているように思います。
ですが結果がどこに落ち着くかというのは、あくまでも身旺であり続けられるかどうかということにかかっています。今までと違って、丙戌の命式は必ずしも身旺にする干支ではないんですね。天干は当然壬を強くする星ではないです、今までは天干地支どちらかに日干を強くする星が来ていました。ですが今回の丙戌はどちらかといえば日干を弱める作用の方が強い干支の組み合わせだと思います。
これは日干が身旺の原命式であれば決して悪い話ではないわけですね。身弱の命式に丙戌が来たら結構しんどいと思います。この命式はどこまでも身旺でいなければならない命式なんですね。この運気をどのような過ごし方をされるか?
丙は周りから注目が集まって、自分のやっていることを周りの人が認めてくれるという意味も含みますが、戌をどのように味方につけるかによってゴールは変わってきます。私にはそのように見えます。
ですが四柱推命一筋に打ち込んでこられて、占い一筋に打ち込んできて四柱推命においては自然派四柱推命という大きな一つの流れを生み出した方ですから、この一つのことに打ち込んできたという実績・取り組みというのは当然評価されるべきで占いの世界においても、一芸を持ってというようなことをよく言われますが、スポーツ選手とか碁、将棋の世界もそうです。一つのことに打ち込む人というのは命式の枠を超えることがあります。浅野太志さんがそのタイプなのかどうかは直接お話ししたことがないので分かりませんが、ネット上で拝見する実績を見ればそのタイプの方なのかなと思います。このように解釈したいと思います。
スガタさんの命式|1996年5月16日午前10時30分生まれ

大運は6歳立運。癸巳→甲午→乙未→丙申→丁酉→戊戌と巡る運勢です。現在は丙申運に入ってから2、3年ぐらい経ったところでしょうか。
この命式は勉強をされている方なら気がつくと思いますが、身弱多財という形の命式です。原命式が火・水だけでできているようにも見えますし、丑(うし)は土のエネルギーも含んでいるといった形になります。巳が2つあるので囲むとすれば、癸・癸・子が水、巳・巳が火です。巳・巳・丑は土であります。用神は庚・庚(金)、そして壬・癸(地支)が欲しい命式です。
スガタさんのケース:「子の通根がポイント」

子の通根があるので、とても自分というものをしっかり持とうという気持ちは持っています。野心もあります、克己心もあります。ですからとても信頼できる人だとは思いますが、運気が26歳までの乙未運まではあまり良いとは言えないです。なかなか現実的な目標というものを見つけがたい、どういう手法が自分に合っているんだろうかと考える時期だったのかなと思います。
よく財星をあれこれと言いますが、財星は楽天的にする星なんですね。現実から離れよう離れようとする作用を持っています。当然身旺であればまた違う解釈が入るんですが、この身弱多財型の命式というのはどうしても現実離れした方向へ進もう、進ませようとする誘惑が入ってきます。
誘惑に勝ち、計画を磨き上げる|現実離れしそうな誘惑をはねのけ、プランをブラッシュアップすることが飛躍の鍵

ですがこの方は、しっかり通根を持っているのでその誘惑に負けずに戦ってきたのかなと思います。
そして現在は申が大運の干支に来ているので、申・子・辰の三合水局半会に反応して、丑も金になっていますから金が強い命式になっていると思います。巳・申・丑の疑似三合金局という解説が対談の中でもありました。確かに申が来たらそういう解釈をします、天干に庚が来るときが飛躍の時かなと思います。まだもう少し先ですかね年運で庚が巡るときが、一段と飛躍のチャンスが訪れるという運勢だと思います。
ただ天干に乗るのが丙・丁の財星が乗るので、どうしても計画が甘くなりやすいという点はあります。せっかくのチャンス良い運勢です、常に計画を「ああしよう、こうしよう」とプランをたくさんお持ちだと思いますから、計画・プランを常にブラッシュアップしてより良いものにしていただく、ということを課題として与えられているのかなと思います。

そして丙・丁は楽しいことに目がつきますから、そちらの方向へ行きたくなるものですよね。まして月令の巳、時柱に丁巳という財に囲まれている命式です。
ただこの命式は官星のエネルギーも地支にたくさん含みながらも、天干に官星が出てこないわけですよね、原命式にもないです。年運では当然10年に1回巡っていきますが、年運はスイッチを押さなければいいわけです。
男性のスイッチって何ですかというと、この方は男性ですから異性ではないですよね。どちらかと言えば名誉・出世、自分が望まないのにそういう立場に祭り上げられるとか、「なってください」というような依頼があるかもしれないです。ですが戊・己が天干に巡るときに来る話というのはよく考えてみようというのが本当のところですよね。さらに申・酉と巡るときは、この方を迷わすようなお話が舞い込むのかなと思います。
そして大運の戊戌も油断禁物で選択をする必要はあると思います。ですがこの方も先ほどの浅野太志さんと一緒で、四柱推命という軸を持っておられるというのはとても良いことだと思います。
同じ命式でも、人生は最大8通り!|持って生まれた星が同じでも、選ぶ道によって全く違う人生になる

原命式というのは、可能性、その人の個性さまざまな言い方はありますが、それを示していますが、一つの原命式から3種類あるいは5種類、最大8種類ぐらいの人生を読み取ることができます。
重要な選択の場面で右か左かどちらを選択するかによって、同じ命式でも違う人生になるわけですね。一番わかりやすいのは、同じ原命式でも男性と女性で大運の流れが違いますから、全く違う人生になりやすい、これはわかりやすい例です。だけど同じ男性、女性と同性であっても最大8種類違う人生を語ることができれば、四柱推命の星の作用というものを完全に読み取ることができるということになります。
なかなかそこまでの達人という方にはお会いしたことはありませんが、必ずこの世にいると思います。私が理論を学ばせていただいた先生も、私よりはるかにたくさんの道筋を読んでみせてくれました。実践鑑定講座基礎編を書いた先生ですが、四柱推命界隈ではそれなりに有名な方なのかなとは思います。
運命を決めるのは、あなたの「選択」!|ひとつの事に打ち込み、右か左かを選ぶ決断が、星の枠を超える力を生む

学ばせていただいた理論を使って、今日は四柱推命界隈の有名人お二人の命式を読ませていただきました。
最高の人生を自分で選び取る|四柱推命で選択肢を選別する

浅野太志さん、スガタさん、お二人に共通するのは、四柱推命・占いという一つの道を信じて打ち込み続けたということ。行動と結果が噛み合わない時期や、現実離れしそうな誘惑を乗り越えて、自分というものを貫いてこられました。
原命式は可能性の枠を示しますが、その枠の中で何を選ぶかは自分次第です。最高の人生を自分で選び取るために、ぜひ四柱推命を選択肢を選別する道具として活用してみてください。
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今回の記事を通して四柱推命が単なる星のラベル貼りではなく緻密なバランスの上に成り立つ人生の戦略書であることを感じていただけたのではないでしょうか。
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