PR

無料四柱推命初心者講座6・四柱推命の最重要課題【身旺・身弱の判断法】徹底解説

無料四柱推命初心者講座
記事内に広告が含まれています。

四柱推命を独学で学んで来たが習得は難しいと感じている方、
他の講座を最後まで受講したが鑑定力に不安を持っていませんか?

命式解読の鍵は用神取用法をマスターする事に有ります、
用神が分かれば吉運と悪運の判断が明確に出来ます。

吉凶の判断が付けば命式の個性も読める様に成り運勢の流れも掴む事が出来ます。

鑑定に不安を感じるのは理論を連携させるコツをしらないからです
体系的に理論を使うには日常会話に変換できるレベルの解像度が必要です

私は四柱推命教授師範免状を10年の月日を費やして取得後、後進の指導と
鑑定を行ってきましたが半数以上の生徒がプロデビューしています。

プロとして活動しながら学び続けている生徒さんも居ます
本ブログでは理論の基礎解説と実践例及び四柱推命習得のコツとなる理論を発信しています。

記事内容は市販されている書籍は元より原書にも記載がない理論もちりばめています、
宿題リストの回答から理論の背景を探る事も出来ます。

子育てが一段落した今こそ本格的な理論を習得し第二のキャリアを築くチャンスです
お子様やお孫様の隠れた才能や適性を見抜き最良の道しるべを与えられます。

教授
教授

プロデビューすれば、ありがとうと言葉を贈られる副業を通じて満足感と
経済的なゆとりを同時に手に入れられます

動画で学びたい方は下記ボタンからどうぞ(別ウィンドウで開きます)
初心者講座6の解説に成ります。

身旺・身弱の判断基準5選

  • 日干が月支に通根しているかどうか
  • 月支が 食傷・財星・官星 の五行で構成されている
  • 命式全体のバランスと通根の数
  • 印星の月(印綬・偏印)は一律に身旺・身弱を決められない
  • 方合・半会・三合会局などの地支構造を確認

私が学んだ四柱推命は身旺身弱の判断法に基づいて身中と判断される命式も有ります、
命式の強さを分類してから用神を導き出して鑑定して行きます。

身旺弱の判断が四柱推命の要
四柱推命で最も重要なのが身旺弱の判断です、間違えると用神の選定が出来なくなり鑑定自体不可能になる

動画で学びたい人はボタンをクリックして下さい。

【月支に通根しているかが最重要基準】

  • 四柱推命で最も基本的かつ正確な判断法は、
    日干が月支に通根しているかどうか で決める
  • 月支に同じ五行(比肩・劫財など)が存在すれば、まず「身旺」と判断する
  • 月支に通根していない場合、身弱になる可能性が高い
  • 「月支通根=身旺為り」を判断の出発点とする
     (例外はごく少数で、最初は考慮しない方が良い)

身旺は行動力若しくは精神力或いは両方を備えている人物に成り
野心家で自己主張が強く自分の考えに自信を持って行動をする人ですが
持って生まれた個性が長所に成るか短所と評価されるかは用神次第です。

身旺だから○○○とか、行動力が有るから○○○と言った固定的視点から
その人を評価する鑑定の流れを決めるのは間違いです。

【月支の五行(星)による身弱の基本パターン】

身弱は意思が弱く行動力にも欠けている人物を思い浮かべて下さい
信念が無く目標も無くその日暮らしの考え方が基本形です、
身旺と正反対の特徴を兼ね備えているのが分ると思います。

  • 月支が食傷・財星・官星 の五行で構成されている場合
    原則として「身弱」と判断する
  • 月支以外に通根していても食傷・財・官が優勢な配合では日干が消耗されやすく、
    活動力が落ちる
  • 例外的に身旺となる命式も有るが判断のスタートは身弱からする

食傷、財、官の月にも身旺になる命式も有りますが、その様な配合の命式はとても特徴的です
判断基準を別途付け足していくのはそんなに難しいことではないと思います。

やる気が無くて活動力に欠ける⇔慎重な性格で他人に優しくて気配り上手
人見知りで周りと馴染みにくい⇔自分の好きな事をコツコツ頑張る
責任感に掛けてリーダーは無理⇔他人をサポートするのは得意

教授
教授

長所と短所は表裏一体のモノですどう評価されるかは用神の有無次第です

【命式全体のバランスと通根の数】

  • 月支以外の地支にも同じ五行(比肩・劫財)が複数存在する場合
    その分だけ日干の力が増して「身旺」となる
  • 通根する支が少なく、日干が孤立している命式は「身弱」
  • 地支全体の構造を見て「五行の力関係」が均衡している場合は「身中(中庸)」とする

身中はバランスの取れた人物で誰とでも合わせる事の出来て
自分の意見はしっかり持っていますが過度に自己主張をする事は無く
周りも意見も尊重します。

教授
教授

ここだけ読むと身旺の方が優秀な人物に聞こえると思います

四柱推命に用神と言う要素がある事をご存知だと思います。

身旺も用神の力量で大きく3種類に分類できます。

身旺だが用神を持たない者
身旺で用神を持っているが力量が不足している者
身旺で用神を完備している者

等々思い浮かべる事が出来ますがそれぞれのタイプで人間性も変化します
当然ですが身弱にも同じ事が言えます

【印星(月が印星)の場合は個別判断】

  • 印星の月(印綬・偏印)は一律に身旺・身弱を決められない
    相生関係・相尅関係、日干の五行、火土同根など複合理論が必要
  • 特に「火土同根」理論を正しく理解する必要が有る
  • 印星月は他の柱や局の影響を総合して判断できる理論の解像度が必要

この月は身旺身弱判断法の他にも幾つも理論を理解しなければふるい分ける事が出来ません、
身旺の人も居れば身弱に成ってしまう人も居ます、
判断の根拠となる相生相尅の関係もワンランク上の知識を習得しましょう。

教授
教授

必ず水が甲乙を生じる訳では有りません、同じ様に特殊な作用をする関係性が他にも有ります

【方合・半会・三合会局などの地支構造を確認】

  • 月支を中心に方合が成立している場合はその五行の力が強くなり「極身旺」と判断する
  • 月支が局神になり三合会局・局半会を形成する時は他の干支配置に関係なく身旺と見る
  • 日干が身旺になる月生まれでも相尅関係を持つ局が強い場合は身弱をを疑う

 



月支に連なって方合もしくは方合半会を形成しているような命式は、
他柱の天干地支にどのような星が付いても身旺です。
月支に連なって方合半会以上を持っている命式は身旺なりこのように判断して
間違いないと思います。

同じ理由から月支が局神となって三合会局に成っていたら身旺と判断してください、
半会も同じ判断で良いと思います。

教授
教授

三合会局はあくまでも局神が月支に有る事が絶対条件です

命式の身旺・身弱判断法の例題1【日干己の身旺身弱】

己日の身旺月例題1地支北方合
※私の学んだ理論は火土同根を採用していますから己日干は巳に通根します。

己は月支に通根して身旺の命と判断するのがスタート地点です、
次に見るのが他の三柱にどんな星が付いているか見て行く事に成ります。
皆さんはどの様な星が付くか色々なパターンを想定してみて下さい、
その中で身弱に成る様な例外的な配合はどの様な場合でしょうか?

教授
教授

典型的な例としては地支が北方合している命式なんか怪しいですよね

身旺月に他柱地支が北方合を結んでいます。

時柱の丑を土にカウントする流派も有ると思いますが私が学んだ理論は必ず丑=土と判断しません、四柱干支の力量関係によって判断を変える事が有ります

己日干が身旺のままなのか身弱に変化しているのか判断できるのか?
現時点では水星が僅かに優勢ですがほぼ五分五分の力関係と言うが本当の所です、
身旺と言う判断を変えるのか変えないのか様々な要素の把握が必要です。

この辺りの細かい力量関係をどう判断するかお話すると何十時間も掛かります
生徒さんには時間を掛けて詳しく根拠と法則を学んで貰っていますが
例題を見て貰ったら沢山のヒントが詰まっている事にお気付き頂けると思います。

月支の力と北方合の力が五分五分と言う新しい情報をしっかりと整理出来れば
独学の方も身旺身弱の判断に正確な基準を設ける事が出来ます。

命式の身旺・身弱判断法の例題2【日干己の身旺身弱】

己日の身旺月例題2地支木局

未月に木局を結んだらどうなるか少し検討したいと思います。

己日干は身旺と判断します、亥卯未木局していますが日干が遥かに力を持っています、
己は月令の未と時柱の未に通根して居ます。

三合木局も一応成立していますが何処まで局の力を維持できるか不透明だと思います、
木局の力を過信しない方が良い典型的な配合だと思います

命式の身旺・身弱判断法の例題3【日干己の身旺身弱】

己日の身旺月例題3地支木局

この己日干はどの様な判断に成るのか考えて下さい。

最初の命式よりは日干己は弱いですが己と丁は未に通根していて身中~身旺の命式だと思います

三合木局が成立しているから未は木星に成ってしまって己と丁は通根していないと思う方も
居ると思います、この疑問を持つ人が独学若しくは先生に付いて学んでいる人としても
相当四柱推命の習得に時間を掛けている人だと思います。
命式見て疑問を持つには根底に独自の理論を持っている必要が有ります。

この未の扱いに関しては私が学んだ理論に基づいて判断をしています、
ヒントは月支の力を思い出して頂ければこの判断が正しい事が分ると思います。

卯が時柱に有るのが絶妙な配合だと思います、卯が時柱に成ると必然的に丁が天干に付いてきます。

丁をどう評価するか考えてみると身旺身弱の判断が理解出来ると思います、
火土同根の理論を何処まで理解しているかが重要
日干を己から丁に変えるとこの命式は極身旺の命式に成るから面白いですね。

命式の身旺・身弱判断法の例題4【日干己の身旺身弱】

己日の身旺月例題4地支木局

木局の配合を変えました。

この命式は身中に成りますから大運によって身旺身弱の判断を変えて行く事に成ります。
時柱は他の柱と違って地支が決まれば天干に付くものが自然に限定されるので
意外な形で命式に大きな影響を与えていると思います。

命式の地支を構成する星は同じでもこの様に配合によって強さは変化して行きますが
月支に通根していれば身旺と判断しても大きな間違いは無いと思います。

どう判断して良いか分からず右往左往する位ならこの基準を使えば例外的な命式以外
判断に悩む事から解放されると思います。

例外はあくまでも例外で有って通常の判断に於いて必要以上に捉われると迷路に嵌って判断を間違う事に成ります

例題の命式を研究する方法

例題の局を結ぶ命式を反転出来れば命式を構成する十二十干十二支の力量を把握出来ます。
木局している命式を反転させる時に木局=卯月と気づけば簡単に処理可能です。

教授
教授

己日卯月の命式として並べ替えた時に己日干の力を月支卯と同等にするにはどんな星が必要か考えてみましょう

これが出来れば身弱の月にもある例外的に身旺に成る命式も作れます、
理論的に身旺に成る命式を組み立てる事が出来れば身旺身弱の判断が出来ます。

四柱推命を学ぶ時は自分で仮説を立てて命式を組み検証をするのもひとつの方法ですが
師に付かず学ぼうとする人は時間を掛けて研究検証を繰り返す必要が有ります。
師事している人は先生に質問するのが最適な方法です。

独学が遠回りに成るのは自分の事ならどんな人生で、何時頃トラブルが多かったとか
生き易かったとか把握できますが身内も含めて他人の事は知っている様で知らないモノです。

聞き合せても本当の事を洗いざらい教えて呉れるとは限りません、不十分な情報を元に基礎理論が無い状態で飛び石的に推測をして行くので躓きやすい思っています。

身旺身弱の判断基準は五行十干によって変わります、少なくとも五行ですから5種類の判断基準を学ぶ必要が有ります、その上で肉付けとして10種類の基準に応用出来る様に理論を細分化する必要が有ります。

10種類に細分化される判断法の中には土用月独自の理論も含まれています、身旺身弱の判断だけでも定規を宛ててこうなりますと言った簡単なものでは有りません

身旺身弱の判断法は用神取用法に直結する極意とも言える理論です、
学びが進めば進むほど細分化して行く判断法を上書きする作業が伴って来ます、
100時間以上の授業を真剣に聞いた上で復習を繰り返す事によって身に付く技術です。

まとめ

基準項目身旺/身弱の判定方向備考
月支に通根身旺最重要基準、基本はこれで判断開始
日干と同じ五行で方合・三合会局成立身旺月支が局神なら確定的に身旺
食傷・財・官の月身弱例外的に身旺あり
通根の数・他柱地支バランス多ければ身旺、少なければ身弱身中の判断もここで行う
印星月個別判断(相生関係による)
火土同根理論などを加味
  1. 月支通根を基本とする:
    • 日干月支に通根している時身旺と判断するのが最も正しい方法であり基本となる
    • 月支と同じ五行の星が日干にある場合は日干が通根していると判断する
  2. 食傷、財星、官星の月は身弱を基本とする:
    • 食傷、財星、官星の月は基本は身弱であるがスタートラインとなる
  3. 方合・三合会局の形成:
    • 月支に連なって方合方合半会を形成している命式は身旺である
    • 月支が局神となって三合会局を形成している場合も身旺と判断する(局神が月支にあることが絶対条件)
  4. 印星の月の判断は複雑:
    • 印星の月は、身旺になる人も身弱になる人もおり判断には相生相剋の関係など、
      いくつかの理論とワンランク上の知識が必要となる
  5. 日干の力量を重視して例外に囚われすぎない:
    • 日干の力量が重要であり残りの三柱の地支に付く星によって判断が変わることがある
    • ごく少数の例外的な命式に囚われると判断を間違うため、まずは標準的な基準をしっかり理解し、大多数を占める普通命式(全体の70%~80%程度)の判断を確立することが重要である

コメント